MATLAB コマンドウィンドのログをファイルに書き込む方法

地味な機能なので意外と知られていないのですが、覚えておくと便利なdiary関数について紹介します。

どのような時に使用するのか?

コマンドウィンドのログが長くて、手動でコピペするのが大変な時に、このdiary関数を使用します。

具体的な使用例としては、以下です。

  • ログの結果を後で解析したい
  • エラーログを保存しておきたい
  • 自分の作業工程を保存しておきたい

関数の使用方法

詳細は公式HPを見ていただきたいのですが、私はいつも以下の手順で使用しています。

  1. ログが流れる前に、diary(‘aaa.txt’)と入力します。aaa.txtのところは任意です。
  2. この後に記録したいコマンド等を実行します。
  3. 終了時に diary offを入力します。
  4. カレントディレクトリにaaa.txtファイルが作成されており、
    開くと、コマンドウィンドと同じ内容が保存されています。
>> diary('aaa.txt')
>> a=1

a =

     1

>> b=2

b =

     2

>> c=a+b

c =

     3

>> diary off

——————————————